●素材
バットの素材は大きく2つあります。
1, 市販の野球用バット ※軟式用を選ぶ
↑管理人がバット折りで実際使っている「ミズノ 軟式用バット」です。
2, 試し割り用バット
↑格闘技ショップなどで販売している「試割 バット」です。
1本2,000円程度。
M-WORLD 試割バット(1本)
野球用バットと試し割り用バットとでは、その硬さは天地ほどの差があります。
極真会館の演武で使うのは、もちろん野球用バットです。
試し割り用バットは、言ってみればただの木材です。
ですから、空手をしてない人でもパワーがあれば折ることができる、「なんちゃってバット」です。
実際に両方のバットを折った経験からの感覚では、野球用バットより3倍近く折りやすいという感じです。
また、破片が飛び散りやすいので注意が必要です。
試し割り用バットは当然、正式な演武などで使用することはできません。
軽い余興のような時に使うものです。
●補助材料:ブロック、鉄アレイ
バット折りする際には、バットの両端を固定して真ん中を蹴る場合と、ブロックや鉄アレイでバット下部を固定しバットを立てた状態でバットを折るやり方があります。
通常は後者のほうが多いですし、管理人もこの方法でバット折りをやっています。
●バット折りのコツ
1,しっかり固定する
↑鉄アレイでバットを固定した例
ブロックや鉄アレイでバット下部を固定しバットを立てた状態でバットを折るやり方の場合は、バットの先端部分を助手(人間)に持ってもらったほうが、バットは折りやすいです。
固定が甘いと、バット折りを失敗する可能性が高くなりますので、しっかり固定しましょう。
2,木目を確認する
↑バットの木目
木製のバットは当然木材なので、木材の強度から折りやすい方向と折りにくい方向があります。
木目に対して直角に蹴ったほうが折れやすいです。
逆に、木目に沿って蹴ると折れにくいのでしっかり確認してからやるようにします。
3,蹴る場所
狙う場所はもちろん細い部分です。
具体的には、塗装の境目の下あたりを狙います。
●部位鍛錬
バット折りをするなら、日頃からスネを鍛えておくことは必須です。
砂袋で鍛えましょう。
部位鍛錬 スネの鍛え方 脛骨を鍛える
部位鍛錬 スネの鍛え方 前脛骨筋を鍛える
>>>試し割り講座 vol.1
>>>試し割り講座 vol.2
※参考書籍
ワールド空手 2008/10(特集 試し割りバイブル) 他
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