40代からの空手道 極真空手の巻 40代からの空手道 〜極真空手の巻〜 キョクシンカラテ  
 
 スタミナ養成 2 サンドバッグ打ち 2


サンドバッグは大きく分類すると、2つの種類があります。
「吊り下げ型」と「スタンディング型」です。

吊り下げ型サンドバッグ スタンディング型サンドバッグ
吊り下げ型サンドバッグ スタンディング型サンドバッグ

吊り下げ型は、上から鎖でサンドバッグを吊り下げて使うタイプ。ジムや道場に設置されているもののほとんどがこのタイプです。スタンディング型は、重い土台の上にサンドバッグが乗っているタイプです。

どちらがいいかは、設置する場所にもよります。
いずれにしてもどちらのタイプも通常の集合住宅では無理だと思いますが、吊り下げ型の場合は、サンドバッグ自体の重さと使用時の衝撃がかなりありますから、鎖をつなぐ柱や建物そのもの強度がないと無理です。強度が十分ならば、吊り下げ型のほうが断然上です。というより吊り下げ型を選ぶべきです。

※注意点:振動や騒音がかなりありますので、倉庫のようなところで人(家族を含め)に迷惑がかからない場所を選びましょう。ご近所トラブルのもとです。

吊り下げる強度等が不十分な場合、設置場所が狭い場合は、消去法でスタンディング型になりますが、友人が持っているスタンディング型サンドバッグを使ってみた感想を率直に述べると、大人の中級者以上の打撃による長期間の使用は難しいと思います。
初期のものに比べればかなり改良されてきていますが、思い切り打ち込んだときにどうしてもズレますし、ある程度使っていくと中に鉄芯が入っているタイプでも傾き壊れてしまう恐れがあります。
子どもが使う分にはいいと思いますが、大人にはあまりおすすめできません。
思い切り打ち込むのではなく、例えば軽めにコンビネーションをやり込んで体にしみ込ませる、というような別目的で使うのであれば問題ないと思います。

管理人が両タイプ使用しての結論ですが、住宅環境が許すなら断然、吊り下げ型のサンドバッグをおすすめします。

吊り下げ型サンドバッグですが、購入する場合は以下の点にご注意下さい。

1,なるべく長さがあるものを選びましょう。

例えばボクシングの場合なら、攻撃範囲は上半身だけですので100cmあればOKですが、空手の場合、ハイキックからローキックまで攻撃範囲が長いので、100cmほどの短いタイプだと練習が限られますので、
できれば長さは150cm以上が望ましいです。

2,なるべく重いものを選びましょう。

重さは重要で、軽いものを買うと後悔します。何故なら、ちょっとした打撃で大きく吹っ飛びますので、コンビネーションはできず、どうしても単発の攻撃しかできないからです。
一発では吹っ飛ばない重量のものがベストです。
重さは60kg(人間の体重を想定)は欲しいところです。



ボディメーカー(BODYMAKER) サンドバッグG 150cm

ボディメーカー(BODYMAKER) サンドバッグG 150cm



(※より耐久性を求めるなら本革製ですが、その分高価です。個人の自主練用ならPVC(塩化ビニール)製で十分です。)

吊り下げる場所がない場合、スタンドをつけることで使用可能です。



ボディメーカー(BODYMAKER) サンドバッグスタンド4

ボディメーカー(BODYMAKER) サンドバッグスタンド4



スタンディング型を選ぶなら、スタンドにサンドバッグを吊り下げて使用する方法をおすすめします。
これだと、サンドバッグを吊るす建物の強度が必要ありませんので、振動と騒音の問題さえクリアできればベターな選択でしょう。

いずれにしても、
サンドバッグ打ちは空手家に必要なスタミナを養成できる、非常に高い効果が期待でする自主練です。
設置できる場所を確保できる人にはおすすめします。

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