40代(35〜50代含む)から極真空手を始めるには勇気がいります。
そして覚悟を決めて入門し、2年、3年と継続するのはなかなかの根性が必要になります。
そこで支えになるのが仲間です。
友人・知人の極真会館門下生の紹介で入門した場合は別ですが、多くの人が初めは知っている人が誰もいない状態から始まります。
そこでキツイ練習にケガが重なったりすると急激にモチベーションが下がり、そのまま辞めてしまうことになりがちです。
ですが仲間がいると、愚痴を言ったり相談できたりと、「極真空手」についての不明な点や不安な点などを解消できますので、大きな力になります。
管理人の場合、極真会館の茶帯の仲のよい20年来の友人がいて、今は所属支部は違いますが、事あるごとに意見交換したり、会うときにはスパーを中心にした自主練をしたりと、「極真空手」を修行する上で大きな助けになっています。
そこで、入門し道場通いが始まったら、道場稽古の前後に道場生に声をかけるなどするといいでしょう。
同年代の人がいる場合、相手から声をかけてくれることがありますので、そういう機会を生かし仲のよい道場仲間をつくるようにしましょう。
仲のよい道場仲間ができると、道場に通うのが精神的にかなり楽になります。
またそういう仲間ができると、「自主練編」でご紹介した
腹部強化 鋼の腹筋計画 4 腹打ち
ローキックに打たれ強くなる方法 3 蹴り合い
など、効果の高い道場での自主練をできるメリットも見逃せません。
また上記の「仲間」とは、若干意味は異なりますが、自分なりに「ライバル」を設定するのも空手の技術向上、成長につながります。
このライバルは、自分と同じか少し上位のレベルの人が適当でしょう。
例えば、「同時期に入門した同年代の人」や「帯が一つ上の同年代の人」などです。
目標とする人ではなく、あくまで切磋琢磨していく「仲間」という位置づけです。
こういう人がいると、間違いなくモチベーションが上がります。
表現はあまりよくありませんが、「アイツにだけは負けたくない」というライバル心、これはある面とても大きな力の元になります。
是非仲間、ライバルをつくり、モチベーションをキープしながら空手修行に励んで頂きたいと思います。
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