基礎体力強化で、つい見落としてしまいがちなのが、足の指の力。
突きにしても蹴りにしても、しっかりと床（マット）を掴む、グリップすることが大事です。

足の指の力が強いと床をしっかりと噛むようにグリップすることができ、その結果、強い力を発揮することができます。

ですが、手の指は指立てふせなど鍛えている方もいるでしょうが、足の指を鍛えている方はほとんどいないでしょう。
手よりも足の指のほうが、意識的に鍛えないと強くなりません。

そこで、足の指強化方法としてご紹介するのが、「タオル引き」です。
この「タオル引き」は、下半身のリハビリなどに取り入れられているトレーニング方法でもあります。

負荷を増やしたり、回数を増やすことにより、効果的に足の指を鍛えることができます。


●足の指トレーニング・タオル引き

使うのはタオルと重り（ダンベル・ダンベルプレート・鉄アレイ等）。
床の上にタオルを置きます。
タオルの端のほうに重りを置きます。
足の指でタオルを手前に引き寄せます。
これを数セット繰り返します。
重りは最初は軽めに、足の指の力がついてきたら重さを増やし、回数・セット数を増やしましょう。


・基本形

かなり足の指が強くなったら応用として、負荷や回数を増やすことはもちろんですが、使う指を少なくするなど、工夫してやって下さい。