40代からの空手道 極真空手の巻 40代からの空手道 〜極真空手の巻〜 キョクシンカラテ  
 
 上半身パワー強化 3 チューブ・トレーニング


ウェイト・トレーニングがアウターマッスルを鍛えるのに対して、チューブ・トレーニングはインナーマッスルを鍛えることができます。

アウターマッスルとは外側にある大きい筋肉を指します。
大胸筋、上腕二頭筋、広背筋、大腿二頭筋等々。
インナーマッスルとは内側にある筋肉のことを指します。
どこか特定の筋肉を指すわけではなく、体の奥にある関節を安定させる小さい筋肉の総称といえます。
インナーマッスルに関しては、まだ完全には解明されていません。

アウターマッスルとインナーマッスルは対になっていますので、どちらか一方しか鍛えられていないとバランスが悪く、筋肉の能力を十分に発揮することができません。
そこで、ウェイト・トレーニングでアウターマッスルを鍛えるのと並行して、チューブ・トレーニングでインナーマッスルを鍛えることが大切になるのです。

チューブ・トレーニングには幾つかの特性があります。
一つ目は、負荷の方向を360度自由に設定できるため、筋肉を細かく鍛えることができるということです。
二つ目は、ウェイト・トレーニングは、動き始めた最初に一番大きな力が必要なので無理をしがちになってしまい、ケガの危険性があります。
一方でチューブ・トレーニングは、チューブを引くにしたがって負荷が大きくなるため、動作の開始から後半に向かうにしたがい大きな力を必要とします。
そのため、自分の筋力の範囲内で安全に負荷をコントロールすることが可能な点があげられます。
そういう点で、ウェイト・トレーニングとチューブ・トレーニングでは、異なる負荷を筋肉に与えることができるわけです。

チューブ・トレーニングの最大の目的は、ウェイト・トレーニングでは鍛えるのが難しい、細かな筋肉を鍛えるということです。


●チューブ・トレーニング・メニュー

チューブ・トレーニング インナーマッスル鍛錬 /極真空手 1

チューブ・トレーニング インナーマッスル鍛錬 /極真空手 2

エキスパンダーの要領で横にひっぱります 頭の後ろで横にひっぱります

チューブ・トレーニング インナーマッスル鍛錬 /極真空手 3

チューブ・トレーニング インナーマッスル鍛錬 /極真空手 4

胸の前で縦にひっぱります 足で固定して腕で上にひっぱります

メニューはやりながら工夫してなるべく色々と試してみるといいでしょう。
少し角度を変えるだけで、インナーマッスルを細かく鍛えることができます。
是非、自分なりのメニューを見つけて下さい。

使用するチューブは、最初は100円ショップなどで売っているチューブで十分です。
だんだんと慣れてきて、負荷が物足りなくなったら本格的なトレーニング用チューブを使用するようにするといいでしょう。

トレーニング用チューブ

サクライ(SAKURAI) プロマーク トレーニングチューブ レベル5 立花龍司監修 TPT0060


自主練以外にも、テレビを観ながらでもできるので、空いた時間におすすめのトレーニングです。


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