組手(スパーリング)で、前蹴りを出した瞬間、『痛っ!』。
激痛が走ったことはありませんか?
前蹴りが肘に当たったり、強く腕で捌かれると、突き指することがあります。
場合によっては骨折することもあります。
特に小指は細いので弱いです。
突き指を1、2度すると、前蹴りを出すのが怖くなり、ほとんど出さなくなる人もいます。
私は足が結構長いので、前蹴りは有効な技の一つとしてよく使います。
幸いにも、今のところ前蹴りでの大きなケガはありません。
ケガを100%防ぐことはできませんが、中足を鍛えることで、確実にケガ防止になりますし、
何より前蹴りの威力を高めることができます。
中足鍛錬は大切な部位鍛錬の一つです。
管理人が行っている、中足の鍛錬法は以下の3つです。
1,中足返し
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道場稽古の基本の準備運動でも行う「中足返し」です。
足を固定したまま、足の指を手前に引いたり、押し込んだりを繰り返します。自主練のときはもちろんですが、テレビを見ながらとか、暇があれば繰り返しやりましょう。
やればやるほど、指が反るようになりますので、前蹴りを出したときにしっかり中足部分が当たるようになります。指の柔軟性を高める目的で行います。 |
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2,砂袋蹴り
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スネを鍛えるため砂袋を蹴りますが、その際中足でも蹴り込みます。
砂袋を中足で蹴る場合は、なるべく砂袋の下の方を蹴るようにしましょう(下のほうが硬いため)。
最初はかなり痛みがありますが、段々と慣れてきますので、慣れてきたら強めに蹴り込みましょう。 |
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BODYMAKER製 砂袋 |
3,床叩き
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中足部分で床をドンドンと叩きます。
慣れるまでは床がいいでしょう。段々と耐性がついてきたらコンクリートなど、より硬いところを叩きましょう。 |
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以上の3つが中足の鍛錬法となります。
是非お試し下さい。
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