40代からの空手道 極真空手の巻 40代からの空手道 〜極真空手の巻〜 キョクシンカラテ  
 

 大きな声を出そう



極真空手において大きな声を出すことはとても大切です。

まずは挨拶。
極真と言えば「押忍」という言葉でしょう。
道場内での返事は全て「押忍」に統一されています。
詳しくは→道場での挨拶・礼儀について

そして稽古では、常に『セイッ!』『エイッ!』という掛け声をかけます。
その声が小さいと、指導員から『気合い!』という言葉がかかります。

ここでいう「気合い」とは『もっと大きな声を出せ』という意味です。
つまり、極真空手では「気合い=大きな声を出す」という場面で使われます。

壮年部の年齢から入門した方は、日常生活で大きな声を出す場面がほとんどありませんので、大きな声を出すのが恥ずかしく、抵抗がある人がほとんどです。

しかし、一回大きな声を出してしまえば抵抗感はなくなりますので、恥ずかしがらずに大きな声を出すようにしましょう。

大きな声を出すというのは、武道的意味合いと共に、「声を出すと力が出る」という効果もあるからです。

一流のアスリートの多くが、大きな声を出すことはご存じだと思います。
例えば、ハンマー投げの室伏広治選手、卓球の福原愛選手、テニスのマリア・シャラポア選手などは有名ですが、あのイチロー選手も実は声を出しています。
イチロー選手はバッティングの際、息を吸い、その後お腹に溜め、バットを振るときに息を吐き出すと同時に『フンッ』「ウッ』という声を出しています。

私達も日常生活で重い物を持ち上げるときなど、『せーの!』『よいしょ!』『うん!』など声を出します。

声を出すほうが力が出ることは、様々な実験結果からも分かっていますので、大きな声を出す、気合を入れて稽古するようにしましょう。



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