40代からの空手道 極真空手の巻 40代からの空手道 〜極真空手の巻〜 キョクシンカラテ  
 
 最近の道場稽古の楽しみと得意技が生まれる瞬間


2017年4月21日

道場稽古では、基本稽古、移動稽古、型、約束組手、組手(スパーリング)、ミット打ち、補強等のメニューがありますが、私が最も好きなのはスパーリングです。

ただ、闇雲に好きというわけでなく、強い相手と向き合ったときの恐怖感、セット数が多くなりバテバテになったときに心が折れそうになること、ケガのリスク等、苦しいことや嫌なことも数多くありますが、それでもやっぱりスパーリングが一番好きです。

特に最近スパーリングが楽しみで、何が楽しみなのかというと新技を常に試してるからです。
武術の技は頭の中では色々な技が思い浮かびます。
漫画などのフィクションも同様ですが、そのほとんどが机上の空論なのですが、ふとした時に『あれ!?この技使えるんじゃないか?』と技が浮かぶことがあります。

すると次の道場稽古のスパーリングで、必ず試すようにしています。
しかしながら、ほとんどが失敗します(笑)
理想(机上の空論)と現実は違います。

だいたい、『ああ、うまくいかない』『全然入らないな(苦笑)』ということになります。
ですが、全部ダメなのかというとそうではなく、中には『あ!?これは使えるな!』と思った技が2つ3つあります。

現状維持は退歩。
そう思っているので、常に何かを吸収しようと思っています。

2016/11/04 技が自分のものになる感覚
2016/11/25 日本刀のように斬れるようにするために技の鍛錬中

昨年書かせて頂いたこの新技は、確実に自分の得意技になりつつあります。
この技は、自分の得意技にしたいと思って、意識的に使っている技です。
この技以外にも色々と試しています。

そんな中、思いがけず得意技が生まれる場合もあります。
何気なく出した技がいい感じで入り、『ん!?なんで入るんだ?』と不思議に思う技もあります。

ある瞬間、『入るぞ!』と閃き、瞬時にその技を出すと、クリーンヒットします。
そのメカニズムが、自分の中で未だ解明できていません。
何なんでしょうね、あの不思議な感覚は。
何故技が決まるのか、分かりません。

技を出そうと思って出すのはなく、技を出したいから出すのでもなく、技が入ると閃くから出すという感覚です。
能動的な技ではなく、受動的な技とでも言うのでしょうか。

理屈は分からないのですが、体ではなんとなく分かっているので、今後より深く研究しようと思っています。

武術は奥が深く面白いです。



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