明日から6月、もう初夏ですね。
当サイトは、30歳以上のフルコンタクト空手初級者・中級者、つまりフルコン空手壮年部の方向けに情報を発信させて頂いています。
そういう方の空手をする上での悩みで最も多いのは、おそらく「スタミナ」と「体が硬い」ことだと思います。私自身がそうでした。
そこで、体が硬い方向けに、私が今までにしてきたことをご紹介させて頂きたいと思います。
私は30代までは本当に体が硬く、開脚状態で上体が10度くらいしか前に倒せませんでした。
それが今では、開脚で胸が床にぴったりつくまでになりました。
自分でも信じられないくらいに柔軟になりました。
具体的にどういうことをしてきたいのか、詳しくは40代の私はこれで股割りできたをご覧頂きたいと思いますが、簡単に言えば、風呂上りに毎日(やらない日もありました)コツコツ柔軟(股割り)をしただけです。
特別なことはしていません。
レッグストレッチャーを使って股割りしただけです。
開脚で胸が床につくようになるのに、だいたい1年半ちょっとかかったと記憶しています。
私は40代になってから始めましたので、「もう歳だから」と年齢で諦めるのはもったいないです。
何歳になっても筋トレをすれば筋肉がつくように、柔軟を続けることで体は軟らかくなります。
ある心理学博士は、「頑固な人は体も硬い」と、心と体は関係があると言っていますが、私自身はこれは真実だと思います。
ですから、体が硬い方は柔軟を続けると共に、心の柔軟性を取り戻すことを考えたほうが体が軟らかくなる効果は高いと思います。
さて、私の失敗談を書かせて頂きたいと思います。
私は夜、風呂上りに柔軟をしました。
何故かというと、風呂上りのほうが筋肉が軟らかくなっているので、柔軟しやすいからです。
ですが、ここで注意が必要です。
筋肉が軟らかくなっているので、通常より筋を伸ばせる状態になっているため、つい無理をしてしまうことです。
私はこれで失敗しました。
やり過ぎてしまったのです。
その結果、筋を軽く伸ばしてしまい、数ヶ月軽い痛みが続きました。
痛みといっても空手に影響するほどの痛みではありませんし、日常生活にも支障はありませんでしたが、足の筋を伸ばす際に痛みがありました。
一度筋を伸ばしてしまうと、完治するのに時間がかかってしまいますので、くれぐれも無理をするのはやめて下さい。
特に風呂上りで、筋肉が軟らかくなっているときにやり過ぎると筋を痛めますから、ご注意下さい。私は、右足の太ももの裏の筋を痛めるという失敗をしていますので、これからやる方は気を付けて下さい。
また、午前中より午後のほうが柔軟はしやすいです。
冬より夏のほうが柔軟はしやすいです。
筋肉がほぐれている、やわらかくなっているときのほうが当然体は軟らかいので、硬い状態で無理をすることはとても危険ですし、逆に軟らかい状態で無理をし過ぎるのも危険ですから、どちらにしてもほどほどにやって頂きたいと思います。
体を軟らかくするのは、時間をかけてコツコツやることが、最大の成功のコツです。
毎日継続すれば必ず結果はついてきますので、無理をすることなく【コツコツ継続】して柔軟をやって下さい。
そうすれば、誰でも開脚で胸が床につくようになれると思います。
体がカチカチだった私でもできましたので、大丈夫です!
「継続は力なり」
まずは1年を目途に続けて頂きたいと思います。
開脚で胸が床にぴったりつくと、ちょっとカッコイイですよね。
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