『正拳の強さは、何度もいうように、小指と薬指にどれだけの力があるかにかかっている、といっても過言ではない。 では、どれだけの力があればよいか。小指と薬指で自分の体重を持ち上げられたら、十分であろう。 電車の吊り皮に小指と薬指をかけて、自分を持ち上げて顎までもってくる。これが、できればよい』 大山倍達(「極真の精神」より)