一昔前までは、「極真の黒帯は200人に一人」しかなれない、といわれていました。
現在でも、100人に一人位でしょう。

かなり狭き門のように思えます。実際そうですが、これは辞める人が多いということの裏返しなのです。黒帯まで続けられる人が100人中一人位しかいないと考えたほうがいいでしょう。

では年数はどうでしょうか。
これは支部にもよりますし、何より本人の実力にもよります。
それこそ全日本大会で優勝する位の逸材であれば3年ほどで黒帯になるでしょうし、反対に10年以上かかってやっと黒帯になる人もいます。私の友人の一人に、茶帯になって8年経ってまだ黒帯になっていない人もいます。

だいたい4年から6・7年という人が多いです。ただし少年部は除きます。
ですから5年を目標にやっていただければいいのではないでしょうか。

先に100人中一人といいましたが、それは5年間続けられる人があまりいないということなのです。逆にいうと5年間続けられれば、黒帯になれます。

私は5つの支部で多くの黒帯を見ていますが、実力的にはそれほどでなくても、数年間コツコツと地道に練習に出続けて黒帯になった人を多く見ています。

「継続は力なり」です。

極真会館の黒帯は、他の武道より格段に価値が高い。
それは間違いありません。

1年や2年やった位で取れる黒帯とは比較にならないのです。
そういう自負を持てる真に価値がある黒帯を是非目指して頑張りましょう。


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