40代からの空手道 極真空手の巻 40代からの空手道 〜極真空手の巻〜 キョクシンカラテ  
 
 空手の発祥・歴史


1,空手先史

1)起源

空手は、琉球王国時代に発祥した武術ですが、空手について書かれた当時の文献は現在まで確認されていません。それゆえ、今日語られている空手の歴史は、主に明治時代の空手の古老たちが伝え聞いた話に基づいています。

空手の起源に関しては諸説あるが、主なものは下記の通りです。

久米三十六姓導入説
那覇の久米村(クニンダ)に、1392年、当時の明の福建省から「ビン人三十六姓」と呼ばれる職能集団が移住してきたとされます。彼らは琉球に先進的な学芸、技能等をもたらしましたが、この時、空手の起源となる中国拳法も同時にもたらされたとする説です。

「田舎の舞方」からの発展説
舞方(メーカタ)とは、沖縄方言で踊りの意味です。田舎の武術的要素をもった琉球舞踊から、沖縄固有の武術「手(ティー)」が生まれ、空手へと発展したとする説。安里安恒やその弟子の船越義珍はこの説を唱えています。

他にも、シマ(沖縄相撲)からの発展説、本土から柔術が伝来した説などがあります。いずれの説も、明治以降の空手家、研究者の唱える説であって、それぞれの説を裏付ける明確な歴史資料が存在するわけではありません。

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