40代からの空手道 極真空手の巻
 
 
 


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   「技は力の内にあり」

20124月11日

大山総裁は「技は力の内にあり」と繰り返し言いました。

第8回世界王者の木山師範は次のように語っています。
『「技は力の内あり」という言葉は、まさしく格闘技のひとつの本質』
『補強運動にじっくり取り組むということは、空手の基本稽古や移動稽古と同じで、すべての体力強化トレーニングの基本』

極真空手は、スピードやタイミングでポイントを取る競技ではなく、相手を倒すための武術です。
そのために、パワーは絶対不可欠です。
それは壮年部であっても同様です。

もちろん、健康目的でやっているのであれば不必要かもしれませんが、「強さ」を目指しているなら、どうしても避けては通れないのが「パワー」という概念です。

パワーがない相手は怖くありません。
逆にパワーがあると、次のような利点が生じます。

・相手の圧力に押されないようになる
・相手に圧力をかけられるようになる
・自分の技が効くようになる
・自分に自信がでてくる


前回、「恐怖心と後ろに下がる癖について」で、相手の圧力に押されて真っ直ぐ後ろに下がることについて詳述させて頂きました。
自分にパワーがなく、相手にパワーがある場合、どうしても押し込まれてしまいがちです。
ところが、自分にパワーがついてくると押し込まれないようになってきます。
それどころか、逆に相手に圧力をかけられるようになります。
さらに、パワーがないと技で効かせることができず倒すことができませんが、パワーがついてくると効かせることができるようになります。
そして、それが自分への自信へとつながるのです。
単に筋量が増え体型が変わってくるだけでも自信が生まれますし、それが空手につながってくるとさらに強い自信となり、それは空手に良い影響を及ぼすようになります。

「体が大きい人=パワーがある人」
こういう間違った認識をしている人もいるでしょうが、いくら体が大きくても筋量がなくスピードがない人はパワーはありません。逆に身長が低くてもトレーニングを積んで筋量を増やしスピードをつけると一回り二回り大きい人をも倒すこともできるようになります。
その好例が、第5回世界王者の緑健児師範や、成嶋竜師範でしょう。
最近では、森善十朗選手が挙げられます。

森選手はウェイトトレーニングの効果について次のように語っています。
『一つひとつを積み重ねてきたことで、身体の質が変わってきた、全身が強くなってきたという自負があります』
『記録が伸びていくとともに、養ったパワーを技に生かしたい、突き蹴りで外国人選手を圧倒したいという思いは、時間とともにどんどん膨らんできています。一発で外国人選手が戦意を失う攻撃力を身につけたいと思っています。』


フルコン空手においては、壮年部であっても「強い黒帯」を目指すのであれば、パワーは絶対不可欠だということをよく理解し、体力トレーニングに励むことが大切だと思います。

体力トレーニングについては、木山師範の言葉が最も参考になるでしょう。

『補強で練る、ウェイトトレーニングで鍛えると考えて、バランス良く取り組むことが重要』

体力トレーニングは、数字に表れるので、やればやっただけ結果に出やすくモチベーションをキープしやすいので是非継続しましょう。

「技は力の内あり」は、フルコン空手の欠かすことができない本質です。

パワーアップに励みましょう!


 


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