筋トレをしても筋肉のもととなるタンパク質を摂取しなければ、効果的な筋肥大はしません。
筋トレ効果を最大限にするためには、筋トレ後速やかにできれば30分以内にタンパク質を摂ることが必須です。
ただし、タンパク質だけ摂っていればいいわけではありませんし、ただ闇雲にタンパク質を多量に摂ればいいわけではありません。
詳しくは別項をご参照頂きたいと思いますが、いずれにしても筋トレをして筋肉を増やすにはタンパク質が最も重要なのは間違いありません。
そこで考えなければいけないことが、どうやってタンパク質を摂るのか?
実験結果で、
同じ運動をして同じタンパク質のサプリメントを10分以内に摂ったグループと、2時間後に摂ったグループで長期的なトレーニング効果を実験したところ、10分以内に摂ったグループは、筋力も筋肉も大幅に増えたのに対し、2時間後に摂ったグループは効果がほとんど認められませんでした。
つまり、筋トレ後なるべく早くタンパク質を必要量摂ることが重要になるので、筋トレ後のタンパク質の摂取する方法をどうするのかが大切になるのです。
家で筋トレをして、筋トレ後にすぐにタンパク質を含んだ食事ができるならそれでOK。
しかし、食事の準備ができない、外で筋トレをしてすぐには食事ができない、そういう場合に強い味方になるのが「栄養補助食品であるサプリメントの1つの「プロテイン」です。
プロテインなら粉末を水で溶かして飲めばいいだけでなので、準備してから飲むまでに2・3分もあれば飲めます。
プロテインのメリットの1つが、速やかに必要量のタンパク質を摂取できこと。
しかもプロテインにはもう一つのメリットがあり、余計な脂肪分や糖質などを摂らなくても済むことです。
確かに健康という点を考えれば、栄養バランスのとれた食事から筋肉を増やすために必要な量のタンパク質を摂るのがベストです。
ですが、普通の食事ではどうしても脂質や糖質を摂り過ぎてしまうことがあるので、筋肉を増やすという目的のみの場合は、プロテインを利用することが合理的です。
プロテインというと薬のように誤解し、何か副作用でもあるように勘違いしている方もいますが、プロテインとは大豆などのタンパク質を粉末にしただけのものですから(粉末以外にもあります)、プロテインを摂ることで副作用があるということはありません。
プロテインと禁止薬物のステロイドと混同して誤解しているケースもあります。
プロテインとストロイドは全くの別物です。
繰り返しますが、プロテインは大豆などのタンパク質を粉末にしたものです。
ただし、プロテイン(サプリメント)は、どこまでも「栄養補助食品」で、サプリメントを主体にして食事を十分に摂らないという本末転倒なことですから、その点だけは注意しましょう。
何事もバランスが大切です。
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