筋トレにつきものなのが「筋肉痛」です。
筋肉痛は1つだけではなく、幾つかの種類があり、その種類によって対処法が変わってきます。
なお、筋肉や筋トレについてはまだ解明されていないことが数多くがありますので、ごく一般的な基本的な事柄について見ていきます。
筋肉痛は大きく以下の3つに分類できます。
・即発性(損傷)筋肉痛
・即発性(疲労)
筋肉痛
・遅発性筋肉痛
この遅発性筋肉痛が、筋トレ後数時間後から数日後に発生する一般的に「筋肉痛」と呼ばれている筋肉痛のことです。
それぞれの対処法を見ていきます。
即発性(損傷)
筋肉痛
トレーニングをしている最中に鋭い痛みがあった場合はすぐに筋トレを中止します。
そして速やかに応急処置をするようにします。
具体的には、痛みがある筋肉は動かさないようにして、その後が痛みが和らいだ後にまだ痛みが続く場合は、医師に診断してもらいましょう。
即発性(疲労)
筋肉痛
筋肉痛の原因になっている「コリ」や「張り」を引き起こす疲労物質を取り除くために、筋肉にエネルギーと酸素を与えるために筋肉を動かします。その結果痛みが和らぐ場合があります。
遅発性筋肉痛
痛みを和らげるには、最初に冷やした後に安静にしたり入浴するなどで筋肉を温める「消極的休息」が一般的です。
その他としては、軽度の運動やストレッチングなどにより血行を良くする「積極的休息」も効果があるとされています。
なお、痛みがある状態で筋トレをしても遅発性筋肉痛が悪化したり、回復が遅れることはありません。
ただし、筋肉痛の痛みが強い場合には、その痛みがある箇所の筋トレは控え、痛みがない箇所の筋トレをするようにしたほうが無難でしょう。
筋肉痛は、大きな筋肉(大胸筋や背筋等)ほど回復が遅く、小さな筋肉(腹筋やふくらはぎ等)ほど回復は早いと言われています。
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