ストレッチをいくらしたからといって、マッチョに肉体改造できることはありません。
ストレッチには、筋トレ効果はないということです。
ただし、ゼロというわけではなく、「筋委縮の防止」効果があることはは分かっています。
例えば、ギプスを付けた状態で長期間過ごすと、その部位の筋肉が全く使われないことで萎縮します。
元の状態に戻すためにリハビリをする場合、急に負荷をかけてトレーニングができないときにストレッチを行うことで、筋委縮を防止することが可能です。
つまり、ストレッチには一般的な意味の筋トレ効果はありませんが、筋肉が萎縮するのを避ける最低限の効果はあるということになります。
ストレッチをいくらしたからといって、痩せてスリムになることはありません。
ストレッチには、ダイエット効果はないということです。
夏場などに長時間ストレッチをすると、汗をかきますしダイエット効果があるように感じますし、ストレッチをしている人の写真や映像がスマートな人がモデルに使われるのでストレッチにダイエット効果があるように錯覚しますが、ストレッチによる消費カロリーはとても少ないので、脂肪は燃えませんし、筋肉が増えて基礎代謝が上がることもないのでダイエット効果は期待できないということになります。
「ストレッチで痩せられる」という広告・キャッチコピーを見たら、それは間違いだと思って下さい。 |