『稽古というのは、師範や先輩の言うことを素直に聞くほうが伸びる。 稽古の指導を受けるとき、なにかを言われたら抵抗を感じるようでは伸びない。 カラテの天才的な素質があっても伸びない。 昔、天才的にうまいのがいた。 だが、これこれの稽古をやれ、といっても素直にそれをやらない。 いつでも反抗する。 結局、芽がでずそのまま終わった。 伸びるのは素直に稽古する人間である。 こういうところがいけないと言われたら、素直にそれを聞くことが大切である。』 (1986年8月5日 極真会館総本部夏季合宿講話より)