『私は今まで、常に愚劣なる多数派より、高尚なる少数派の道を選んできた。 これは私の信条でもある。そのことに躊躇はない。 中身の薄い多数派の道は選ばない。 もちろん、これはあくまで仮定の上での話で、私には、武道カラテこそが21世紀になっても本流であり続ける自信はある。 武道をはずしたカラテはカラテの意味がない。それは単なるケンカの道具か、ショーの道具でしかない。 それがいくら隆盛になっても意味はない。』 大山倍達(パワー空手 1993年2月号 インタビューより)