『極真の場合は”武道カラテ”である。
武道はスポーツとは次元が違うものである。武道はスポーツとは一線を画さなければならない。
「カラテはスポーツです。楽しむためにあるんです」などといっている者もなかにはいるようだが、私はこういう考え方には賛成できないからね。
カラテはあくまでも武道であって、大会にしても、ダンス大会やスポーツの大会とは訳が違うから・・・。
もちろん、ただ殴り合いをすればそれでいいというものではないよ。
自分に対して厳しい目を持つということ、礼節を知って、人間形成を最優先するところが武道カラテの存在価値があると、私はいいたいわけです。』
大山倍達(1983年1月4日 三峰神社に於いて)
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