「私は汗をかきやすい体質で、夏などは練習中に汗が滝のように流れ、すぐにバテてしまいます。」
こういう人は結構多いのではないでしょうか。
「水と汗」に関しては迷信が多く残っているようです。
激しい運動で筋肉が発熱すると、熱を奪い、体温を一定に保とうとして、汗が出るのが正常です。
ですが、汗の量が多ければ多いほど良いというわけではありません。
肌の表面を流れるような汗であれば、逆に水分は蒸発せず、熱を奪われなくなります。
そうするとスタミナがきれて、すぐバテやすくなります。
理想的なのは、最初だけサッと汗をかき、あとは流れないくらいの状態になることです。
汗の多い人は、
1,水分の摂り方が多い
2,食事の塩分が多すぎる
3,野菜や果物からのカリウム摂取が少ない
という共通点があります。
上記の点を注意するだけでも、状態は良くなるはずです。
参考文献:「強くなる空手55の秘密」
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