本書は、極真第4回全日本王者で100人組手完遂者である三浦美幸氏をモデルにした自伝小説です。 極真会館入門前の子供の頃から、1984年に大山茂、泰彦氏らと共にアメリカで設立した国際大山空手道連盟から2001年に独立して国際空手道三浦道場を発足させるまでが描かれています。 本書には、大山倍達総裁の錚々たる高弟達が全て実名で細かいエピソードと共に頻繁に登場します。 空手バカ一代世代、古き極真ファンなら楽しみながら読み進めることができる一冊でしょう。 三浦美幸氏の空手人生が詰まっています。