アンディ・フグの生涯 谷川貞治・著、石井和義・監修/廣済堂出版 |
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〈目次〉 第1章 ラストメッセージ/第2章 少年時代/第3章 キョクシン/第4章 K-1誕生/第5章 負け様/第6章 奇蹟/第7章 負けず嫌い/第8章 ラストファイト/あとがき/石井和義インタビュー/角田信朗インタビュー/平仲明信インタビュー/平直行インタビュー |
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〈内容〉
35歳、白血病で壮絶死。アンディ・フグ無言の遺言状。「ミスターK‐1」と呼ばれていた男は、家族を捨ててまで、日本でサムライになろうとしていた―。 |
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〈管理人・左近 book
review〉 |
古本屋で購入。
私はアンディが好きでした。尊敬する空手家の一人でした。
極真からK-1に舞台を移してからもずっと応援していました。
唯一応援しなかった試合は、フランシスコ・フィリォ師範との一戦です。
この試合だけは、極真会館所属のフィリォ師範を応援しました。
大型選手がひしめくK-1ヘビー級戦線の中で、あの小柄の体でK-1王者にまで上り詰めたガッツは、まさに”極真魂”を体現した空手家だったといっても過言ではなかったでしょう。
さて、本書は、アンディの自伝ではなく、元K-1プロデューサーの谷川氏の著書です。
ですが、アンディの身近にいたからこそ書ける内容で、アンディの自伝的な一冊といっていいでしょう。
少年時代、極真時代、K-1時代、そして病魔との闘いまでアンディの一生を辿ることができます。
さらに、石井和義、角田信朗、平仲明信、平直行氏のインタビューが、アンデイ・フグという人物のことをさらに浮彫にしてくれています。
角田氏の『アンディは空手家に、侍になりたかったんだと思う』
平氏の『アンディはやっぱり”極真”だから』
という言葉が印象深かったです。 |
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