40代からの空手道 極真空手の巻 40代からの空手道 〜極真空手の巻〜 キョクシンカラテ  
 
 今後の空手の方向性を決めました〜過ちては改むるに憚ること勿れ〜


2019年3月15日

当サイトは、私のように壮年になってからフルコンタクト空手を始めた、またはこれから始めようと思っている方に向けて少しでも参考になればという気持ちで情報を発信させて頂いていますので、あえて正直に書かせて頂きますが、実はこの1年、特にここ半年、本当に迷っていました。

1,極真空手をやめて●●空手を始める
2,極真会館をやめて他の極真派閥に移る
3,極真会館の他の支部に移籍する
4,今のまま(極真会館の今の所属道場のまま継続する)

上記4つのどの道を選択するかについて真剣に悩んでいました。
では何故悩んでいたのか?
具体的なことは諸般の事情で書けませんが、周囲がどうということではなく私自身の個人的な問題で、今のままの上記で言えば「4」では自分が目標としていることを実現するのがほぼ無理だという結論に達していて、その目標を実現するためには「2」か「3」を選択する必要があり、その目標を完全に諦めるなら新たなチャレンジとして「1」にしようと考えていたのです。
ちなみに「空手」をやめるという選択肢はありませんでした。

昨年末の時点では、「1」>「3」>「4」>「2」位の気持ちで、「1」と「3」にかなり傾いていて、どちらにしようかと熟慮していたのです。

そしてようやく結論を出しました。
「4」にしました。
『なんだそのままかよ!』という声が聞こえそうですが、私にとってはかなりの決断です。
何故なら大きな目標としていたことを諦めた上での「4」だからです。
目標を諦めた上で新たなチャレンジの「1」をせず、今のままを継続することにしたのです。

何故そういう結論に達したかということ、この1・2ヶ月の間に自分自身の空手観を大きく覆されることがあったからです。
そして、私自身が大山総裁が言われた「地に沿った基本、理に適った型、華麗なる組手」を少しも実現できていない、身についていないことを深く実感することになり、そんな中途半端なレベルの自分が何を偉そうなことを考えていたんだと自己嫌悪になったからです。
そして、もう一度1からやり直す気持ちで極真空手に取り組んでみようと考えるに至ったのです。

そう思うに至った大きな理由の1つが、現在指導を受けている師範の存在です。
私は過去に多くの支部・道場に所属しましたが、今の師範ほど大山総裁が言われた「地に沿った基本、理に適った型、華麗なる組手」を体現した空手家はいないという確信を持ち、従来の目標を捨てても、師範の指導を受けさせて頂き、「地に沿った基本、理に適った型、華麗なる組手」を少しでも体現できる壮年空手家を目指そうという、新たな目標を設定することにしたのです。

2018/12/28に書いた「50代になり空手家として新しい方向性を模索する」で、「競技空手からは卒業します(フルコン空手をやめるという意味ではありません)。それだけは決めています。」と書きましたが、この点も撤回させて頂きます。
あと3年ほど卒業は延期したいと思います。

極真空手を本格的に始めて10年以上が経ちますが、初めて方向性について悩み迷いましたが、ようやく結論を出すことができ、モヤモヤが晴れてすっきりしました。

同じことを10年以上続けていると、時として迷ったり止まったり逆送したり色々あるものですね。

今後は心機一転、新たな目標に向け精進努力をしていくつもりです。

一、吾々は生涯の修行を空手の道に通じ極真の道を全うすること



コラム 空手研究メモ トップ

当サイトの内容は、管理人の知識と経験に基づいたものであり、効果と安全性を保障するものではありません。何卒ご了承ください。各自自己責任で行って下さい。


40代からの空手道 〜極真空手の巻〜
トップページに戻る



 
  このホームページに掲載されている記事・写真・図表などの無断転載を禁じます。