壮年部の気合は凄いものがあります。
「空手バカ一代」世代の特徴なのでしょうか、現在30半ばから50代くらいの人で中年以降から極真空手を始める人は、それなりの覚悟を持って始めているので、1〜2年で辞めることは少ないですし、空手に向かう姿勢も真摯な人が多いように思います。
また気合が前面に出ています。
反対に若い人はあまり気持ちを前面に出す人は少なく、
まさに”草食系男子”という感じの人が結構います。
私が所属している道場には、50代後半から60代前半の人が数人いますが、本当に頭が下がる思いです。
自分が60歳になったとき、「ここまでやれるかな」と感じるほど、真剣に空手に取り組んでいる姿に感動するほどです。
私の道場には色々なクラスがあります。
一般部、少年部、壮年部、女子部、黒帯研究会、選手研究会、ソフトクラス。
壮年部の稽古はスパーリングはライトのみ、ソフトクラスはスパーリングなしです。
壮年部でも年齢が高い人は、壮年部とソフトクラスに出席することが多いです。
どのクラスに出席するかは人それぞれの考えですから、良し悪しはありません。
健康増進目的であればソフトクラスが最適でしょう。
私はソフトクラスには出席しません。
それはスパーリングをしないで家に帰ると気持ち悪いというか、不完全燃焼のような感じになるからです。
私の場合、ある程度ガチのスパーリングをしないと「極真空手」をしている実感がしないので自動的に一般部の稽古のみに出席することになります。
確かにスパーリングをしないほうがケガはしませんし、はっきりいって楽です。
でも私はダメなんです。
もちろん何年やっていても恐怖心はありますし、心身ともににキツいです。ケガのリスクもあります。
でもあの独特の緊張感が自分の性分に合っているのでしょう。
なにより、私の考える”強さ”は、組手なしでは身につけることはできません。
気力体力が続く限り、一般部稽古のみに出席していこうと考えています。
自分の目指す”強さ”を求めて・・・。
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