40代からの空手道 極真空手の巻
 
 
 
40代からの空手道 技術編
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40代からの空手道 極真空手の巻
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ゴッドハンド(大山倍達)高弟の技術論

 上段回し蹴り 技術論

上段回し蹴りの正しいフォームは、腰の後ろにいくくらい手を大きく振り、上体が後ろに倒れず前傾し、蹴った瞬間に蹴り足の方の拳をギュッと強く握るところにポイントがある。
手を振った腰のひねりで蹴りのスピードとパワーを増し、拳に力を入れることによってよりインパクトの瞬間に、足先に力を集中することができる。
足先に力が入らないと、蹴り足がまっすぐ伸びていかないのだ。
また、上体を前傾させることによって相手との間合が縮まり、相手がスウェイでかわし切れない深さのある蹴りを出すことができる。

これが、上体が後ろに傾き、手の振りも小さく、拳をしっかり握らない蹴りになると、スピードも威力も落ち、相手にたやすくかわされる浅い蹴りになる。

さらに、重要なのはヒザを上げるときの角度である。
ヒザは、腰より高く上げ、外から回してくるようにする。
外から回すようにして蹴ると、相手のこめかみに垂直に当たり、より衝撃ある蹴りとなり、しかも相手が受けても、蹴りはその腕を巻きこむようにして入るのである。
ヒザを上げる角度が腰より低いと、こういう蹴りは蹴れない。

防御の面から考えると、蹴り足と反対の方の手は顔の前に持ってきて、顔面をカバーする。
このとき、拳は握っても開いても構わないが、必ず掌を相手に向けるように心がける。
こうすると、相手に突きを合わされてもカバーすることができるが、掌が自分の方を向いていると、カバーしても相手の突きのパワーに押されることとなる。

また、基本稽古では軸足を地につけて蹴るが、実戦の場合は蹴る瞬間、空中に飛んで蹴り足に全体重を乗せて蹴り込む。

山崎照朝師範
(極真第1回全日本大会王者。”極真の龍”と異名をとった極真屈指の上段回し蹴りの使い手)




まず注意しなければいけない点は、先に蹴り足のヒザを相手に向けるということです。
そして中心に合わせます。

蹴る瞬間のヒザの引きつけと、蹴り足を開くタイミングが合わないと良い蹴りになりません。
蹴り足を早く開いてしまうと腰が残ってしまいます。
つまり蹴り急ぎ、蹴り足の開き急ぎです。

回転させて捻ることによって力が出るのです。
野球のバットスウィングと同じです。


大石代悟師範
(極真第1回全世界大会4位。”妖刀村正”と異名をとった極真屈指の上段回し蹴りの使い手)




まずは、基本稽古の時、しっかりと蹴り足を外から持ってきて、相手に直角に当たるように意識します。
体の中心線の中で、一番動く場所は頭、その頭をちょっと傾けられただけで上に抜けてしまうような蹴りじゃしかたがないので、相手が横に動いてもすぐに追いかけられるぐらいの身体の使い方ができるような蹴りが出せるようにならなくてはいけません。
上段蹴りの蹴り方を言葉で表すと、引っ張って、ねじって、挟むとなります。
左の回し蹴りの場合、右の肩をグッと引いて体をねじり、ねじったものを開放するように足を飛ばしていく。
蹴り足が相手に当たる瞬間に腰で挟むように意識すると、上体がそのまま残って、次の攻撃にも移りやすいんです。
だから軸足は返しません。
狙う場所は点でとらえます。
横に動かれてもいいようにと線でとらえていると次の技も出にくいというのがその理由ですが、当たる瞬間に相手の動きに合わせて変え、今だ、と思った瞬間に腰とグッと締め込むことで狙う点(ポイント)をとらえます。

成嶋竜師範
(極真全日本ウエイト制軽・中量級王者。”一撃の竜”と異名をとった極真屈指の上段回し蹴りの使い手)






※参考書籍 

フルコンタクトAKRATE



 

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