40代からの空手道 極真空手の巻
 
 
 
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40代からの空手道 極真空手の巻
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 呼吸について

組手(スパー)になるとあっという間に息が上がってしまい、
『あれ?おかしい。だいぶスタミナがついたはずなのにどうして?』
そういう経験ありませんか?


武道において呼吸はとても重要です。
初級者の頃はあまり自覚できませんが、上達するにつれ重要性を認識するようになります。

武道での呼吸の基本は「腹式呼吸」です。
極真空手における呼吸も「腹式呼吸」が基本となります。

管理人は40歳で極真会館に再入門しましたが、最初の頃は道場稽古で「基本」をするだけで汗びっしょり、息はゼイゼイになりました。
それもそのはずです。
15年間ほとんど運動らしい運動をしておらず、完全なメタボ体型になっていたからです。
そして半年で16kgの減量に成功し、ぽっこり出ていたお腹はきれいに引っ込みました。
スタミナ養成の自主練も積極的に取り組みました。

スタミナ養成 1 縄跳び(ロープ・スキッピング)
スタミナ養成 2 サンドバッグ打ち
をご参照下さい。

その甲斐あって1年後には、
「基本」「移動」をやってもまったく大丈夫になりました。
「ミット打ち」も苦にならなくなりました。
『だいぶスタミナがついたな』そう実感するようになったのです。
ところが組手(スパー)になるとすぐに息が上がってしまう...。

おそらく多くの初級者がぶつかる壁の一つでしょう。
実はあることが欠けていると、スタミナがあっても組手(スパー)で簡単に息が上がってしまうのです。
その「あること」とは「呼吸」です。


では何故組手(スパー)で息が上がるのか?
自分より弱い人と組手(スパー)をするときは息は上がりません。
ところが自分よりあきらかに強い人と組手(スパー)をするとあっという間に息が上がります。
それは「恐怖心や緊張により息を止めてしまう」からです。

呼吸をコントロールできるようになると、組手(スパー)で息が上がらなくなります。
ではどうやって呼吸をコントロールできるようになるのでしょうか。

その一つの鍛錬法が「型」です。

型は丹田の強化、つまり正しい呼吸法を身につけるということが大きな意義であるということを認識して頂きたいと思います。
型においては、呼吸と動作を意識的に結び付けるように行うといいでしょう。
そして体の動作に無意識に呼吸がついてくるようになり、腹式呼吸ができるようになってくると、組手(スパー)において息が上がるということがなくなっていきます。

また「型」に限らず「基本」でも「移動」でも「組手」でも、空手の稽古では常に動作に腹式呼吸がついてくるように心がけることが大切になります。

管理人は以前、合気道十段の藤平光一先生のもとで心身の統一法を学びました。
そこで教わった「心身統一法」を組手(スパー)をする前に行い、丹田に意識を統一して組手をするようにしています。それからは「息が上がらない」ようになりました。

大山総裁は常日頃から「呼吸」と「丹田の充実」について語っておられました。

『空手の呼吸法は、禅の呼吸法、ヨガの呼吸法、道教の調息法と同じ、腹式呼吸法であり、道場の空突き、空蹴りも、すべて呼吸を大切にし、丹田に力がこもるようにしてトレーニングする。丹田が錬磨されれば、それだけ、精神と肉体の一致が計られ、肉体と意志がともに強くなる。
とくに空手の場合は、瞬間の打撃や速い動きに、いつも身体と精神を順応させねばならないので、丹田の強化はとくに必要であり、また逆に空手の激しい動きは、丹田強化法としてきわめて効果的である。』

          大山倍達

息が上がるメカニズム。
それは、意識が丹田になく上がってしまい、胸で呼吸するようになり、やがて肩で、最終的には口であえぐようになってしまう。
これらの原因は精神面の
問題なのです。


空手の呼吸 丹田腹式呼吸の重要性 /極真空手


自分より強い人と組手(スパー)をするときほど、意識を丹田に持っていき腹式呼吸を心がけるようにするのです。
弱い頃は誰でも皆、強い相手を前に簡単に息が上がってしまいます。
それを克服するには、意識的に鍛錬すること以外ないのです。

そしてそれが意識的な呼吸から無意識の呼吸になったとき、一段上の空手になっているでしょう。


 

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