体が柔らかいこと、体が硬いことを比較すれば、当然体が柔らかいほうがメリットが多いのは当然です。
そこで、体が硬いとどういうデメリットがあるのか具体的に見ていきます。
まず初めに、「体が硬い」というのはどういう状態を指すのでしょうか。
体が硬いとは、主に関節の動く範囲(関節可動域)が狭い状態ことを言います。
また、加えて、筋肉の柔らかさも関係しています。
筋肉の柔らかさとは、筋線維自体が硬くなるということより筋肉の間にあるコラーゲンが関係しています。
筋肉を覆っている筋膜(コラーゲン)は動かさないと硬くなる性質があり、それが筋肉の硬さ、柔らかさになるのです。
●体が硬いことのデメリット
1,体の姿勢が悪くなる
体が硬くなると、その硬い部分が常に引っ張られた状態になります。
その結果、体の姿勢が悪くなってしまいます。
姿勢が悪くなると、体のバランスが崩れ、ケガの誘発、疲労の蓄積、体の不調などの悪循環に陥ることになりがちです。
2,日常生活、スポーツの動きが悪くなる
体が硬いと普段の生活でも動作がスムーズにいかなくなるものですし、スポーツにおいてはさらに顕著になり、関節可動域が狭いとパフォーマンス自体が低下します。
3,慢性疲労になる
筋肉が硬くなると、血管を圧迫し血液の流れが悪くなります。
酸素の量も減ります。
また筋肉の間にあるリンパ管が圧迫されると体内に老廃物がたまりやすくなります。
その結果、血液で新鮮な酸素や栄養が運ばれなくなり、慢性的な疲労を続くことになります。
4,慢性的な体の不調・病気になりやすい
筋肉が硬くなると血液から鮮な酸素や栄養が運ばれなくなりますので、それが神経細胞や自律神経に悪影響を及ぼしますし、内臓にも悪影響を及ぼすようになります。
その結果、手足の冷え、精神的な不安定さ、さらに腰痛、肩こり、頭痛、生理痛などの体の不調になる場合があります。
5,ケガをしやすくなる
体が硬いと動作のバランスが悪くなり、ケガのリスクが増えます。
例えば、膝関節や太もも・ふくらはぎの筋肉が硬いと、肉離れを起こしやすくなります。
他にもありますが、体が硬いことについてのデメリットは大まかにいって以上5つのことが挙げられます。
>>>体が柔らかいことのメリットについて |