40代からの空手道 極真空手の巻 40代からの空手道 〜極真空手の巻〜 キョクシンカラテ  
 
 身体を柔らかくしよう


武道、スポーツにおいて身体の柔軟さはとても大切です。

ただし、身体が柔らかければ空手が強くなる、身体が硬いと空手が強くならないという意味ではありません。
身体が柔らかいと、色々とメリットがあるということです。

「自分は身体が硬い」とやる前から諦めてしまうのは本当にもったいないです。
今現在身体が硬くても柔軟を継続的に習慣的に行うことで、徐々に柔らかい身体に変わります。

ちなみに私は身体がものすごく硬かったのですが、40歳以降にストレッチをするようになり、今現在は開脚で胸が床にぴったり付くまでになりました。

では身体が柔らかいことのメリットは何でしょうか?
幾つもありますが、特に以下の5点が挙げられるでしょう。


●ケガ予防

これが最も大きなメリットでしょう。
身体の柔軟性が低いと関節により大きな負担がかかります。
また、痛みを引き起こすこともあります。
筋肉や腱が伸びることで関節への負担が減り関節可動域が広がり、ケガを減らす効果があります。


●疲労回復効果

運動や日常生活でたまった疲労物質は、血液に乗って運ばれ分解されます。
ストレッチにより血行が良くなると、この循環が早くなるため身体のコリが解消され、疲労回復の効果があります。


●基礎代謝が上がる

身体の柔軟性が高くなると基礎代謝が上がります。
また、筋肉のもつポンプ作用を利用して血行を改善させます。
基礎代謝が上がることはダイエット効果があります。


●リラックス効果

ストレッチすることで身体が柔らかくなると、副交感神経が優位になり、心がリラックスします。


●高い蹴り技が出しやすくなる

上段廻し蹴りに憧れる方は多いでしょう。
身体が柔軟なほうが間違いなく上段廻し蹴りは上手く蹴ることができます。
特に、股関節・骨盤・膝関節の3つの柔軟性が重要になります。



ストレッチには大きく2つのやり方があります。
「動的ストレッチ」と「静的ストレッチ」です。

「動的ストレッチ」は、弾みをつけてやるやり方です。
道場稽古の準備体操でやるストレッチは、この「動的ストレッチ」です。

無理なく(ケガなく)身体の柔軟性を高めたいと思うなら、「静的ストレッチ」がお勧めです。

柔軟性を高めるための「静的ストレッチ」の要領は以下の通りです。


1,体が温まった状態で行う(入浴後、軽い運動後)
2,反動をつけずゆっくりと時間をかけて行う
3,息を吐きながら行う
4,伸ばす筋肉を意識して行う
5,継続して行う


以上の5点を意識して行うだけで、ストレッチ効果が高まり柔軟性がアップします。
繰り返しますが、今現在どんなに身体が硬い方でも、習慣的に行うことで身体は柔らかくなっていきます。

ちなみに私は、ほぼ毎日風呂上り後に5分程度ストレッチをしています。




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