40代からの空手道 極真空手の巻 40代からの空手道 〜極真空手の巻〜 キョクシンカラテ  
 
 壮年部について


極真空手の道場に中高年の自分が入っても大丈夫なのだろうか?
そんな不安をお持ちの人も多いと思います。

ご安心下さい。
現在、極真会館は壮年部や女性の道場生が大変多く、よほど小さな道場でない限り、30代以上の道場生がかなりの人数所属しています。
管理人が現在所属している道場の一般部は、約半数が30代以上です。

極真会館では、概ね35歳以上は「壮年部」という括りになります。
もっとも若い頃から長年やっていて35歳を超えたような人は、その後も一般部の試合に出場するケースが多いので、一概に年齢だけで区分けできるわけではありません。

ただし、35歳位から入門した場合は、「壮年部」という扱いになります。
管理人も20代に一度やっていたとはいえ、白帯のまま辞めそのまま長いブランクがありましたので、40歳で再入門してからは「壮年部」としてやっています。

とはいっても、道場稽古において「壮年部」のみの稽古日が設定されている道場は、ごくわずかしかないと思います。ほとんどが「一般部」に入って同じメニューをこなすことになります。そういう意味では、20代のバリバリの人達と同じメニューをするわけですから、しっかりと稽古に参加して技術を体得していけば、「壮年部」でも十分強くなっていきます。

昇級審査でも、一般部と同じ内容で受審します。
壮年部だからといって、拳立てを50回のところを30回にしてくれるとか、逆立ちを1分間のところを30秒にしてくれるなどの温情はありません(60代とか70代の人の場合は例外です)。

日頃の稽古でも、スパーで壮年部同士のみでやるわけではありません。
一般部相手に同じようにやります。

それは一見すると非情のように感じますが、武道空手である以上当然のことです。
これを壮年部同士だけでスパーするようになったら強くなりませんし、それは極真空手ではないでしょう。

中高年(壮年)から極真空手を始め、黒帯を締めたいと思うのであれば、壮年部であるという”甘え”は捨てましょう。


一方で、道場内での壮年部同士の結束はかなり強いものがあります。
やはり中高年から極真空手を始める”大変さ”は皆共通ですから、連帯感が生まれます。
管理人が今まで所属していた道場にいた壮年部の人達は、皆ナイスガイでした。
稽古が終わった後、壮年部同士で汗を拭きながら笑顔で語り合う時間は、とても気持ちがいいものです。
『さっきのロー効きましたよ』『いえいえ全然ダメですよ。それより突きが鳩尾に入って効きました』
などと笑いながら話します。

稽古では容赦なくやり合いますが、稽古が終わればノーサイド。
そのON・OFFがとても爽快です。

そして、お互いの体を気遣い、励まし合いながら修行している感じはとても心地いいものです。

壮年から始める空手の良さは、そういうところにあるのではないでしょうか。

入門当初、腹が出ていて「基本」で汗びっしょりで苦痛に顔を歪めていた人が、数ヵ月後には引き締まった体と顔になっていく姿を見るのは、嬉しいものです。

厳しいからこそ、達成感がある。
それが極真空手です。


あなたもチャレンジしてみませんか?



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