40代からの空手道 極真空手の巻 40代からの空手道 〜極真空手の巻〜 キョクシンカラテ  
 
 中高年の最重要課題 スタミナ養成


道場稽古で辛いこと、キツイことは結構あります。

スパーで効かされたとき。ボディにいいのが入ったりすると、『ウッ』と声が漏れます。

ケガをしたとき。なかなか治らないケガはなお辛いです。

自分よりあきらかに強い人とスパーするとき。恐怖心との戦いです。

スパーで自分の子供でもおかしくない位の中学生に押し込まれたとき。精神的に嫌なものです。

真冬、真夏の稽古。冬なら冬眠、夏なら夏休みにしたくなります。

他にもありますが、中でも最もキツイのは、なんといってもスパー中のスタミナ切れでしょう。
私はそうでした。

その日により、スパーリングの形態は異なりますが、多いパターンだと、ローテーションで1分〜2分で数セットという感じでしょうか。
中高年初級者でもだいたい3セット位はなんとかこなせますが、これが4セット、5セット目となると、それはもうヘロヘロになります。
ライトスパーなら問題ありませんが、強めのスパーだとあっという間に息が切れます。

ヘロヘロ、ゼーゼー状態での次の師範(指導者)の言葉で、天国か地獄に変わります。
『はい、青帯以下は下がって!』 →天国 『やった!終わったー!』
『はい、回って!』 →地獄 『え〜、まだやるの・・・もう無理』
『はい、じゃあラストねー!』 →トンネルの中に一条の光 『あと1回だあ・・・』

そしてなんとかヘロヘロ、ゼーゼー状態で、スパーが終わります。
最後、三戦立ちで中段突きを10本か20本で稽古は終わりますが、その中段突きに全く力は入りません。
朦朧としながらただ手を前に出しているだけ。本当、そんな感じになります。

あのスタミナ切れ「ヘロヘロ、ゼーゼー状態」でスパーするときは、冗談抜きで辛いです。
そこで若い人にラッシュで押し込まれたりすると、なんだか自己嫌悪になります。

やはり「スタミナ」には年齢の問題が顕著にあらわれます。
週一の道場稽古だけでは、スタミナはなかなかつきませんので、自主練で補わなくてはいけないでしょう。

管理人が行っている、自主練でのスタミナ養成メニューは下記をご参照下さい。
スタミナ養成 1 縄跳び(ロープ・スキッピング)
スタミナ養成 2 サンドバッグ打ち

中高年にとってスタミナの問題はとても大きいですし、逆に言うとスタミナの問題をある程度クリアできれば、道場稽古はかなり余裕が出てきます。

それくらい大切な要素、それが「スタミナ」です。


「スタミナ」に関連してもう一つ重要なことがあります。
呼吸です。
呼吸について」を是非ご覧下さい。



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