40代からの空手道 極真空手の巻 40代からの空手道 〜極真空手の巻〜 キョクシンカラテ  
 
 道場選びのポイント


道場はしっかりと選びましょう。

「家から近いから」という理由だけで道場を決めるのはやめたほうがいいでしょう。

木山師範、谷口選手等近年数多くの世界チャンピオン、全日本チャンピオンを輩出している、トップクラスのレベルを誇る鹿児島支部を例にみてみると、鹿児島市内だけで約20の道場があります。
車で30分以内に行ける範囲にそれだけの道場があるということは、つまりそれだけの選択肢があるということになるわけです。
鹿児島ほどでなくても、車で1時間以内に行ける範囲に数カ所の道場がある場合は、近さだけで選ばないことが大切です。
もちろん、車で1時間以内で行ける範囲に、1ヵ所しかない場合は別です。

同じ極真会館の同じ支部内といっても、責任者、指導員によって道場の雰囲気やレベルにどうしても差や違いがでてきてしまいます。

管理人は転勤の多い職業柄、5ヵ所の支部に所属した経験があります。
支部内で他の道場へ出稽古に行ったことも何度もありますので、結構な数の道場を経験しています。
そこで道場選びのポイントを見ていきたいと思います。

1,数ヵ所の道場を見学しよう
1ヵ所だけ、それも見学もせずにいきなり入門しないようにしましょう。
必ず見学して、その道場の雰囲気などを確認することが大切です。
できれば数ヵ所(2〜3)の道場を見学して、その中から自分に合ったところを選ぶことをおすすめします。

2,指導者(責任者、指導員)を見よう
道場の雰囲気はその道場の指導者(トップ)によって決まります。
40代以上の人なら、いままで実社会で大勢の人を見てきていると思いますので、客観的に指導者の人柄を見ましょう。
精神論だけでなくきちんと技術的な指導をしているかどうかもポイントの一つでしょう。

3,道場の雰囲気を感じよう
あえて「良い道場」「良くない道場」と分けると、「良い道場」はメリハリがあります。
稽古中は緊張感があり熱気があるが、稽古が終ると和やかに笑顔がある道場です。
「良くない道場」は、稽古中も緊張感がなく狎れている感じで、終わったあとも道場生同士の会話がないようなゆるい感じの道場です。
稽古中に緊張感がない道場は避けましょう。なかなか上達しません。

4,年齢層を確認しよう
小さい道場などの場合、同年代(壮年部)の道場生が一人もおらず、少年部がほとんどという道場もあるかもしれません。
そういう道場は避けた方がいいでしょう。
できれば30代以上の道場生が複数いる道場が望ましいです。

その他としては、あまり大きすぎる道場より小さな道場のほうがいい場合があります。
毎回の稽古が少年部と合同で70〜100名参加という道場もあります。
あまり大規模な道場だと、少ない指導員では指導しきれません。
それよりも小さな道場のほうが細かな指導を受けられる場合があります。

管理人が現在(2009年時点)所属している道場の指導者は私より年下ですが、いつもニコニコしてして物腰柔らかで、指導が丁寧かつ的確、それでいて現役を退いているにも関わらず組手をすると今でももの凄く強く、向き合うと怖さを感じます。
道場生の年齢構成は10〜20代が50%、30代以上が50%とバランスが良く、皆人柄がよく稽古熱心。
スパーでは年齢関係なく遠慮なしですが、稽古が終われば和気あいあい。
私は今の道場に移籍してから、空手が変わりました。自分で言うのは恐縮ですが、急速に「伸びた」と思います。それは指導者と道場のお陰です。

故事に「良師は3年かかってでも探せ」とありますが真理でしょう。
道場はしっかりと選びましょう。



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