40代からの空手道 極真空手の巻 40代からの空手道 〜極真空手の巻〜 キョクシンカラテ  
 
 極真の黒帯は何年でなれるのか 2


一昔前までは、「極真の黒帯は200人に1人」しかなれない、といわれていました。
現在でも、100人中数人位でしょう。

かなり狭き門です。
これは稽古が厳しく、途中で辞めてしまう人が多いということの結果なのです。
つまり100人に数人しか黒帯になれないというより、黒帯まで続けられる人が100人中数人位しかいないと考えたほうがいいでしょう。

では年数はどうでしょうか。
これは支部にもよりますし、何より本人の実力にもよります。
それこそ全日本大会で優勝する位の逸材であれば3年ほどで黒帯になるでしょうし、反対に10年以上かかってやっと黒帯になる人もいます。
私の友人の一人に、茶帯になって8年経ってまだ黒帯になっていない人もいます。

だいたい4年から6・7年という人が多いです。ただし少年部は除きます。
ですから5年を目標にやっていただければいいのではないでしょうか。

先に100人中数人といいましたが、それは5年間続けられる人があまりいないということなのです。
逆にいうと5年間続けられれば、誰でも黒帯になれる可能性があるということです。


私は5つの支部で多くの黒帯を見ていますが、実力的にはそれほどでなくても、数年間コツコツと地道に道場稽古に出続けて黒帯になった人を多く見ています。
正に「継続は力なり」です。
私が見た黒帯の先輩方にはある共通点がありました。
それは「根性」が半端じゃなく凄いということでした。

極真会館の黒帯は、他の武道の黒帯より格段に価値が高い。

それは間違いありません。

あの世界王者のテイシェイラ選手でさえ黒帯取得には2度の挑戦を要しました。
そのテイシェイラ選手を育てた磯部清次師範は次のように語っています。

『だからこそ価値があるんです。あのフィリォ先輩やグラウベ先輩と同じ基準の審査をクリアできた、と合格した生徒はみんな泣いて喜んでいますよ。もったいないからと黒帯を家に飾って茶帯のまま稽古している生徒もいた。厳しい審査をクリアしなければ手に入らない極真の黒帯は、だからこそ価値があるんです』                                             

1、2年やった位で簡単に取れる黒帯とは比較にならないのです。
そういう自負を持てる真に価値がある黒帯、それが極真会館の黒帯です。

是非黒帯目指して頑張りましょう。


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