40代からの空手道 極真空手の巻 40代からの空手道 〜極真空手の巻〜 キョクシンカラテ  
 
 マウスガード(マウスピース)について


マウスガード(マウスピース)の効果・メリットは幾つもありますが、その中で代表的なものは以下の2点でしょう。

1,口腔内のケガの防止
2,脳震盪など頭部への衝撃の緩和


他にも、マウスガード(マウスピース)を噛みしめることで、強い瞬発力を生み出し、集中力を高める効果があることも分かっています。


1,口腔内のケガの防止
フルコンタクト空手で最も避けたい口腔内のケガは、やはり歯が欠ける、歯が折れることでしょう。
壮年空手家は仕事と空手を両立させないといけませんので、空手の稽古で歯が折れてしまい、その状態で仕事をするというのは何かと問題がありますので、マウスガード(マウスピース)をつけることで歯を保護するというのは大変大きな役割となります。
他には口腔内の裂傷を防止する役割も果たします。


2,脳震盪など頭部への衝撃の緩和
フルコンタクト空手の試合で、ケガした際の体への危険で最も高いのは頭部への外傷です。
また、頭部へ攻撃が当たった場合に脳震盪を起こすこともあります。
頭部へのダメージはその場だけではなく、数日後に症状が出る場合もあり特に注意が必要です。
頭部へのリスクが高いのは横方向からのもので、回転エネルギーが生まれることで脳が揺さぶられ、脳震盪を起こすのです。
そんなとき、マウスガード(マウスピース)は衝撃吸収の役割を果たすのです。


近年は、壮年部の試合ではマウスガード(マウスピース)の装着を義務化している団体も多くなっています。
また、普段の稽古のスパーリング(組手)時にもマウスガード(マウスピース)を装着している壮年空手家も多くなっています。
特にサービス業など対人関連の仕事をしている方は、マウスガード(マウスピース)をしてスパーリング(組手)をしている場合が多いように感じます。

また、ケガ防止ということだけでなく、試合でマウスガード(マウスピース)の装着を義務化している場合、普段全くマウスガード(マウスピース)を使わず、試合のときに初めてマウスガード(マウスピース)をして試合をするといつもと違って違和感があり、試合に集中できなくなる可能性がありますので、普段の稽古からマウスガード(マウスピース)をつけることで、試合でも違和感なしにできるようになる効果もあります。

普段の稽古のスパーリング(組手)時にマウスガード(マウスピース)を装着するかどうかは個人の自由ですが、「40代からの空手道」は予防できるケガは極力しないようにするということを目指していますので、壮年空手家には、普段の稽古のスパーリング(組手)時にマウスガード(マウスピース)をすることを推奨しています。

マウスガード(マウスピース)には、色々な種類がありますが、大きく分けると「既製品」「オーダーメイド品」の2つがあります。
既製品は、価格は数百円から数千円と幅広いですが、1000円程度でそれなりのマウスガード(マウスピース)を入手できます。
一方オーダーメイド品とは、取扱いをしている歯科で自分の歯型を取って自分の歯型にあったマウスガード(マウスピース)ということで、通常1万円以上します。
既製品とオーダーメイド品なら、当然オーダーメイド品のほうが自分の歯に合っているので違和感がありませんし、息苦しさもなくジャストフィットしますのでケガ防止の効果も高いのは当然です。
オーダーメイド品を作りたい方は、お近くの歯科にマウスガード(マウスピース)を作れるか問い合わせるといいでしょう。

いきなり1万円以上するオーダーメイド品を買うには抵抗がある方は、まずは1000円程度の既製品を使ってみることがベターかもしれません。

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