空手の立ち方には、様々の種類があります。
その立ち方を活用することで、効果的な下半身強化の練習法になります。
「空手の立ち方のアイソメトリックトレーニング」です。
やり方はとても簡単で、空手の立ち方のうち、「後屈立ち」「前屈立ち」「騎馬立ち」「鶴足立ち」 4つの立ち方を、それぞれ10〜20秒程度キープし、それを数セット行ないます。
この4つの立ち方以外にも、「かけ足立ち」や、後屈立ちよりさらに後ろ足に負荷がかかる「猫足立ち」を加えると、さらに下半身強化の効果が高くなります。
秒数やセット数は、自分の体力と相談しながら行いましょう。
最初は無理をせず、段々と増やしていくといいでしょう。
●後屈立ち
前足はかかとを軽く上げて後ろ足から約3足分前に置きつま先は正面を向きます。
後ろ足のつま先は外側45度方向に向けます。
腰を落として、体重配分は後ろ足70%、前足30%です。
●前屈立ち
前足はつま先を正面に向けて膝を曲げます。
後ろ足はつま先を45度方向に向けてしっかりと伸ばします。
●騎馬立ち
足は平行にしてつま先は正面、足の間隔は肩幅の2倍です。
膝は軽く開いて、背筋を真っ直ぐに伸ばし、しっかりと落とします。
●鶴足立ち
並行立ちから片足に体重を乗せ、全身の体重を片足で支えるように立ちます。
●空手の立ち方のイソメトリックトレーニング
使用する立ち方:
「後屈立ち」「前屈立ち」「騎馬立ち」「鶴足立ち」「かけ足立ち」「猫足立ち」
やり方:各立ち方を10秒静止×3セット(前屈立ち以外は左右各3セット行う
※秒数・セット数は、各自の体力により変える
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