パワー強化に不可欠な筋トレ器具が「ダンベル」です。
管理人が現在使用しているのが、ファイティングロード製の「ダンベル ブラックタイプ」です。
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▲管理人が自宅で実際に使用しているファイティングロード製のダンベルセット。
25kg×2です。 |
数多いダンベルから何故このダンベルを選んだか。
それはズバリ「安い」からです。
管理人が使っている50kgセット(25kg×2)は10,980円です。
そこで心配になるのが「安かろう悪かろう」じゃないのか?ということでしょう。
品質もいいです。
今までに何種類かのダンベルを使いましたが、まったく遜色ありません。
ダンベルセットを選ぶときに迷ってしまうのが「重さ」でしょう。
ファイティングロードのダンベルセットは、20〜60kgまで10kg単位で揃っています。
ではどのセットを選べばいいのでしょうか?
これはその人の体格や基礎体力によって変わるので一概には言えませんが、男性なら40〜60kgの間で選ぶといいでしょう。
体力に自信がない人なら40kgで十分です。体が大きく体力に自信がある人なら60kgがいいでしょう。
管理人は体格(身長175cm弱、体重70kg弱)・体力共に標準なので、中間の50kgセットを購入しました。
その選択は正解でしたが、数年間ウェイトをやっていく中で50kgでは段々物足りなくなり、現在は別売りのプレートを買い足してトレーニングしています。
「40代からの空手道」では、50kgセットをオススメします。
30〜50代でフルコン空手を始め、黒帯を目標にしている人なら50kgセットで十分だと思います。
ただしウェイトをガンガンやって「フルコン空手の強い黒帯になる」「大会で優勝する」という高い目標がある人なら60kgセットにしたほうがいいでしょう。
可変式ダンベルセットの最大の長所は、重量を細かく変えることができることです。
5kg、7.5kg、10kg、12.5kg、15kg、17.5kg、20kg、22.5kg、25kgと9段階に調節できます。
(※50kgセットの1個の重量)
自分の体力・筋力に合わせて最適な重量でトレーニングしましょう。
一般向けのダンベルで常に指摘されるのが「ナットが緩む」ということ。
この「ダンベル ブラックタイプ」も使用していると緩みます。
でも許容範囲内です。
一番の問題点は、「音」でしょう。
ラバータイプと違い、ナットが緩むとプレート同士がぶつかる金属音がすること、それとダンベルを
床に置くときにゆっくり置かないと音がすることでしょう。
ナットが緩んだら締めればいいですし、ダンベルを床に置く際は、ベンチマットや毛布などを下に敷けば問題解消です。それほど神経質になることではありません。
ファイティングロード (FIGHTINGROAD) ベンチマット
パワー強化するために、50kgの「ダンベルセット」を推奨します。
ファイティングロード製 ダンベル セット ブラックタイプ 50kgセット |
ファイティングロード製 ダンベル セット ラバータイプ 50kgセット |
「40代からの空手道」推奨ダンベルセット。
「安全性」「静音」を考慮する方はこちらをどうぞ。
プレートにラバーがついているので安全性が高く、音が静かだということがポイントです。
人気ナンバーワンのダンベルセットです。 |
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ダンベルとフラットベンチはワンセットです。
フラットベンチのあるなしで効果は大差になります。
特にダンベル・トレーニングのメインである「ダンベル・ベンチプレス」の際、フラットベンチがなく床に寝た状態で行うと、可動域が狭くなり効果が半減してしまいます。
フラットベンチも様々な商品がありますが、安全性を考慮した「極太フレーム」がおすすめです。 |
初心者の方は分からないと思いますが、ある程度の重量のダンベルを使ったトレーニングをすると、必ず手のひらに汗をかきます(特に気温が高い時期)、素手でトレーニングをしていると汗で滑ります。もしダンベルが足に落ちたら大ケガをします。
足以外にも、頭、顔、体・・・。どこに落としても大ケガをしてしまいます。
トレーニンググローブをしていれば、ほとんど滑りませんので、必ずするようにして下さい。
また滑る滑らない以前に、素手で20kgを超えるダンベル・トレーニングをすると、手のひらがかなり痛くなり肝心のトレーニングに集中できません。
さらに、素手でするのとグローブをしてするのとでは、グリップ力に大差がでますので、トレーニングのし易さ、
効果に差がでます。
トレーニンググローブはダンベル・トレーニングの必需品です。
※注:ダンベル・トレーニングをする際は必ずトレーニンググローブをして下さい。 |
重いダンベル・トレーニングをするときの強い味方がパワーベルトです。
パワーベルトは腹圧を高める為に使います。腹圧が高くなるとより大きな力が出るようなります。
またパワーベルトを着けることで、背骨、腰の保護にもつながります。
腰に不安がある方はパワーベルトを着けてダンベル・トレーニングをして下さい。
ナイロン製のパワーベルトもありますが、革製のほうが耐久性がはるかにありますので、革製のほうがいいでしょう。 |
フルコン空手家に必須の要件、パワー。
空手家にとって”見せる筋肉”は必要ありません。必要なのは”使える筋肉”です。
ダンベル2個を使った自宅での自主練〈ウェイト・トレーニング〉で、”使える筋肉”は十分できます。
ウェイト・トレーニングにより筋肉が十分についてくると、技の威力が増すのは勿論ですが、相手の圧力に負けなくなり、逆に相手に圧力を与えることができるようになっていきます。この効果は組手において絶大です。
筋肉の鎧をまといましょう。
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