中高年からフルコン空手を始める人にとって、「スタミナ」は最重点課題でしょう。
一番最初にぶち当たる壁が、「スタミナ」の問題です。
では、スタミナを養成するには、何が一番いいのでしょうか?
「走る」ことはその代表格でしょう。
長距離走と短距離ダッシュを組み合わせることで、効果的にスタミナをつけることができます。
(※私はあまりやっていません。)
ただ「40代からの空手道」の自主練は、室内で行うというのを基本にしています。
私が行っている室内で行うスタミナ養成トレーニングは2種類あります。
その一つが、縄跳び、ロープ・スキッピングです。
縄跳びといえばボクサー、スタミナといえばボクサーです。
私自身、縄跳びをトレーニングに取り入れてから、スタミナがついたと思います。
室内でできる点もいいところです。
40歳を過ぎてから極真に入門し、まず大きな壁にぶち当たったのが、「スタミナ」でした。
そこで、なんとかその壁を乗り越えるために何かいい方法がないかと、トレーニングの本
(カラダ改造格闘技トレーニング―格闘家たちが伝授!強いカラダのつくり方)を読んでいたところ、
内弟子出身で、世界大会やK-1で活躍したニコラス・ペタス選手のトレーニングが紹介されていて、
ニコラス選手がスタミナアップのため、自主練の最初に縄跳びを3分3Rをやっているとの内容の記述があり、
私の自主練でのスタミナ養成メニューに加えました。
縄跳びの効果ですが、
ゆっくりとリズミカルに、そして一定の時間やることで有酸素運動となり、あわせて心肺機能を
高めるための効果的なスタミナ養成トレーニングとなります。
また、ステップワーク技術を養成する、足捌きの向上に役立つトレーニングでもあります。
つまり持久力を養いながら、足腰のバネ・リズム感も養成できるわけです。
足腰以外にも腹筋の鍛錬にもなります。
また、あるロープを使うことで、手首と腕の鍛錬も同時にすることができます。
実際、ボクサーは、この手首・腕の鍛錬も縄跳びの大きな目的として行っているのです。
次のページへ⇒縄跳び(ロープ・スキッピング)のやり方
・スタミナ養成 2 サンドバッグ打ち
・スタミナ養成 3 室内サーキット・トレーニング
・スタミナ養成 4 心肺機能の鍛え方
・スタミナ養成 5 ストロー呼吸トレーニング
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