『空手の眼目は試し割りよ。 人ができない試し割りをするところに、、ワァーッとくるんだよ。これは、私は一番初めアメリカへ行って、それを感じたんだもの。その試し割りができなければ、それから次に、殴り合いがよくできなくちゃいけない。試し割りができて、殴り合いができて。 試し割りのできない空手は、これはもう価値ないね。今までは、あんまり試し割り、試し割りとやったら、空手の本技から離れるから言わないでいたが、しかし、人間をカリスマ的に引きつけるには、試し割りしかないよ』 大山倍達(「武道論」より)