『今日ここに、128人の選手諸君が晴れの舞台で覇を競う。
選手諸君は、勝負にあたっては、親もなく師もなく、兄弟も友もない。
必ず勝たなくてはいけない。
この大会のスローガンにもあるように、極真カラテは勝負偏重主義である。
試合というのは、勝つことにこそ意味があり、そのための日頃の稽古である。
だから、必ず勝たなくてはいけない。
とくに地方の選手には、地方の期待を担った代表としてガッツの精神を発揮して、故郷にチャンピオンの座を持ちかえってもらいたい。
もちろん、勝負であるから必然的に勝者と敗者が生まれる。
勝者は驕らず、敗者は卑屈にならず、明日から再び精進をつづけてもらいたい』
第18回全日本大会 ごあいさつより
|