『強い拳を作る上で、大切なのはマシンによる練習ではない。
自力本願の稽古である。
拳立てをやる。
逆立ちをやる。
拳で逆立ちをやる。
拳でできたら5本の指でやる。
ここまでできれば3本指でできるようになる。
ただし時間はかかる。
もう一つ。
どういう時に叩いたらいいか。
相手が息を吸おうとした瞬間だ。
これは難しい。
どうすれば、相手が倒れるかということを絶えず研究して切磋琢磨することが大切です。
スポーツカラテではない、ましてやカラテダンスをやるために極真にきたのではない。』
(1991年7月28日 極真会館総本部夏季合宿講話より) |