極真会館の場合、入門するとほとんどの支部で、アイボリーの道着を購入することになります。
※近年は純白道着に移行しています。
このアイボリー道着は、最初とにかくゴワゴワして硬く着心地が悪く、色もとても濃く一言で表現するなら
”ダサイ”。
サイズは最初はかなり大き目です。
そこで洗濯することになるわけですが、数回洗濯するとかなり縮み、サイズもだんだんと合ってきますし、硬さも段々と取れていきます。
ところが色がなかなか落ちない。
もちろん、段々と落ちてはいくのですが、その落ち具合のスピードが遅いので、多くの人が早く白くしようと例の商品を使ってしまいます。
そうです。
漂白剤(塩素系)です。
これを使うと確かに道着そのものの色はかなり落ちます。
ところがこれが大失敗のもとなのです。
道着の命ともいえる、胸の「極真会」の刺繍の色まで落ちてしまうのです。
この「極真会」の刺繍は濃紺色ですが、漂白剤を使うと濃紺が落ちで、茶色になってしまいます。
この「極真会」刺繍が色落ちした道着を道場で何度目にしたことか・・・。
道着を早く白くしたいと焦って、塩素系漂白剤を使うのだけは絶対にやめましょう。
練習で使った道着を、練習後洗濯する。
これを1年続ければ、かなり色落ちしますので、空手の練習同様、コツコツやっていきましょう。
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