道場には、常設道場と体育館などを借りて行う道場と2種類あります。
そのどちらでも、道場稽古が終了すると、全員で道場清掃をします。
ほうきやモップなどによる掃き掃除のみの道場が多いですが、雑巾で拭き掃除をする道場もあります。
初級者(白帯・オレンジ帯・青帯)は、稽古が終了したら率先して清掃を始めましょう。
道場では年齢は関係ありません。
40代でも50代でも、会社では社長であったとしても一切関係ありません。
まず初級者(白帯・オレンジ帯・青帯)が清掃を始めるのが、暗黙の了解になっています。
誰かに言われる前に動きましょう。
「ただ空手の技術だけ向上すればいい。」これは武道ではありません。
武道は「礼に始まり礼に終わる」のが基本理念です。
空手の稽古のために使わせて頂いた道場へ、感謝の気持ちを込めて道場清掃する。
これも武道の「礼」。武道修行の一環です。
我々中高年は社会人として、子どもたちや若い人達の見本にならなければいけません。
そうでなければ武道をしている意味がなくなります。
そういう意味でも稽古後の道場清掃は大切なことです。
率先して道場清掃を行いましょう。
|