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 サルコペニア肥満は骨折、生活習慣病リスクが高くなる


サルコペニア肥満とは何か?
「サルコペニア」とは、ギリシャ語でサルコは「肉」でペニアは「減少」という意味で、加齢によって筋肉が減少することを原因として起こる肥満症のことです。
さらに脂肪が蓄積することによる高血糖、高血圧、高脂血、高コレステロールの症状の幾つかを複数併せもつことが合わさった状態を指します。

人間は加齢と共に筋肉が減少していきますが、そのことにより基礎代謝が落ち、脂肪が蓄積しやすい体、痩せにくい体になって、結果肥満が進行していってしまいます。

30代、40代、50代と加齢が進むにつれ、自分自身の体型の変化、つまり手足が細くなりお腹がぽっこり出てしまい徐々に肥満が進行していることに悩んでいる方も多いでしょう。
ではサルコペニア肥満になると、どんな悪影響があるのでしょうか。

空手家に深い関係があることとしては、骨折リスクが増えることが挙げられます。
サルコペニアになると、大腰筋が衰えます。
大腰筋が衰えると転倒や、骨折などのケガをするケースが増えます。
またもっと怖いのが、上半身の重さに耐えらずに背骨が圧迫骨折してしまうこともあることです。

サルコペニア肥満で怖いのが、糖尿病、高血圧などの生活習慣病になるリスクが増えることです。
なんと、糖尿病(U型)、高血圧になるリスクが、3倍以上、時には10倍以上も高くなると言われています。

壮年空手家は、サルコペニア肥満にならないように、筋肉が減らない努力するようにしましょう。



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