夏場は大量の汗をかくため「痩せるイメージ」があります。
そのため、ダイエットも汗をかきにくい冬場よりも汗をかく夏場のほうが効果が出やすいと思いがちです。
しかしこれは間違いなのです。
確かに夏場は汗をかくため運動をすると大量に汗をかき体重も減ります。
しかしそれは単に体から水分が抜けただけで、水分補給をすると体重は元に戻ってしまいます。
実は、夏場よりも冬場のほうがダイエット効果は高いのです。
夏場は気温が高いので体温を上げる必要がなく基礎代謝が減ってしまいます。
その結果どうなるかというと、消費されるカロリーが減ってしまうのです。
さらに、夏バテ防止のために高カロリーのものを食べる、暑いために体を冷やそうとアイスクリームやジュースなど体を冷やす飲料を飲む機会が多くなりがちで、結果的にカロリーオーバーになりやすいのです。
一方冬場は気温が低いので体温を上げるために体はカロリーを燃やして熱を作ろうとします。
ですから夏場よりも冬場のほうが基礎代謝が高くなるわけです。
毎日消費されるエネルギーの60%以上が基礎代謝です。
ですから、基礎代謝が高い冬場のほうがダイエットに適した環境にあるということなのです。
さらにもう一点付け加えると、夏場は熱中症や脱水症状などの心配がありますし、暑さや湿度などでどうしても筋トレやダイエットなどが困難になりがちです。
以上のように、夏場より冬場のほうがダイエットに向いている季節といえるのです。
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