〈管理人・左近 book
review〉 |
「ケンカ十段」芦原英幸氏の高弟で「修羅の男」と異名をとった松本英樹氏の初の書籍。
自伝かと思ったらそうではなく、松本氏の空手エッセンスを文章化した内容。
心構えから鍛錬、技術論まで幅広く網羅されていて、加えて自伝的内容は、第六章のインタビューで出てきます。
師である芦原氏に関しては、第四章で詳しく書かれています。
インタビューでは、芦原氏はもちろん、二宮城光氏、廣原(吉田)誠氏、中元憲義氏などについてもきわどい内容で語られていてとても興味深かかったです。
芦原英幸氏とその高弟達に興味がある方にオススメの一冊です。
全体的に具体的な技術論より、考え方のほうに多くのスペースがさかれています。
中級者以上向けの内容です。
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