40代からの空手道 極真空手の巻 40代からの空手道 〜極真空手の巻〜 キョクシンカラテ  
 
 壮年の足腰強化に空手の立ち方が有効なことが分かった


2019年8月16日

壮年部の皆さん、下半身の鍛錬はどうしていますか?

壮年にとって体力強化で最も重要なのは、下半身、足腰だと思います。
もちろん、何事もバランスが大切ですが、「老いは足から」と言われるように、加齢に伴い下半身の重要性が増していくのは間違いありません。
それは50代になった私自身痛感しています。

私は今まで、下半身の鍛錬は「スクワット」と「四股」、この2つで行なっていました。
そして現在、この2つに加えてもう一つ下半身鍛錬メニューが加わりました。

7/19に書いた「移動稽古の重要性を認識し、自宅の自主練でひたすら一人稽古」の中で、最近の自宅での自主練で、移動稽古を取り入れて行っていることを書かせて頂きました。
移動稽古はひたすらやっている中、ある重要なことに気づいたのです。
それが立ち方の効用です。

「移動稽古の立ち方は下半身の鍛錬になる」
当たり前のことです。
移動稽古の目的は、足腰の鍛錬、重心の移動、動作中のバランスの取り方など、基本的な体の動かし方のコツを身につけることです。
ですが、このことの本当の意味について、私は今まで上辺だけ、つまり頭で分かっていただけ、知識だけだったことに気づきました。

家の自主練で長時間移動稽古をしていると、最後には足がプルプルするようになるのです。
その時、「空手の立ち方は下半身の鍛錬になる」ことを実感し、現在は下半身の筋トレをする日には、「スクワット」と「四股」と共に「後屈立ち」「前屈立ち」「騎馬立ち」、さらに「鶴足立ち」「かけ足立ち」を加えた5つの立ち方を、それぞれ10〜20秒程度キープし、それを数セット行なうようにしています。

実際にやってみると分かりますが、「スクワット」と「四股」では負荷がかからない筋肉や骨に負荷がかかるので、壮年にとって最重要の足腰鍛錬の自主練としてとても有効だと思います。
是非、一度お試し下さい。
詳しいことはいずれ、「自主練編 下半身強化」に書かせて頂きます。

この体験を通じ、何事も実践が大切だということを感じました。
頭で分かったこと、体で分かったこと、体術においては頭(知識・理論)で分かったことだけでは十分ではなく、頭で分かったことを体で繰り返し実践することで、初めて血肉になるということを、立ち方を通じ深く理解することができました。

この数ヶ月間で、「移動稽古」「立ち方」の意味、効果を知ることができました。
あとは淡々と実践し続けていきたいと思います。




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