40代からの空手道 極真空手の巻 40代からの空手道 〜極真空手の巻〜 キョクシンカラテ  
 
 50代になり空手家として新しい方向性を模索する


2018年12月28日

40歳で本格的に極真空手を始めた私は(正確には再開)、当時まだまだ体力には自信がありました。 ですから、20代位のバリバリの若い人とスパーリングをしても、空手の技術はもちろん劣っているのは当たり前ですが(初心者だったので)、基礎体力そのものはそれほど大きな差を感じませんでした。
しかしあれから10年以上が経過し50代になり、最近特に感じるのが体力面の低下です。
当たり前と言えば当たり前なのですが、40歳と50歳ではかなり違うことを痛感しています。

つい先日ある検査を受けたのですが、視力がこの10年で約半分に落ちていて、動体視力に関しては驚くほど低くなっていることに我ながら驚きました。
もう20代のバリバリの若い人と競技空手で互角に対抗することは、難しくなってきました。
特にスタミナが絶対必須の連続組手(スパーリング)は顕著です。

私は生涯武道家でありたいと思っているので、今後も空手を続けていきますが、ただ40歳の頃と同じにはいかないことも分かってきたので、今後の空手の取り組みについて熟考しているところです。

空手をやめるという選択肢はありません。
空手を続けるという大前提のもと、幾つかの選択肢が目の前にはあります。
その複数ある道のどの道を今後進んでいくか、それが問題です。

競技空手からは卒業します(フルコン空手をやめるという意味ではありません)。
それだけは決めています。

まもなく平成が終わり、新しい時代が幕開けしますが、私自身の環境も来年4月から大きく変わりそうで、そうなるとその環境の変化にそって空手への取り組み方も変えていかなければいけなくなることが予想されますので、もうしばらく考え、なるべく早い段階で結論を出さなくてはいけないと思っています。

「強さ」の定義は様々です。
特に壮年は個人個人でより一層多様になってくると思います。

私は自分自身が志向する「強さ」を追求していきたいですし、そのためにどの選択肢がベストなのか、よくよく考えなければいけないでしょう。

「生涯武道家」を目指す人にとって、もしかしたら50歳が大きな分水嶺なのかもしれません。「武道修行はマラソン」と私はよく言っていますが、マラソンの勝負は30kmからとよく言われますが、50歳からがマラソンで言う30km付近なのかもしれません。

来年5月1日から新元号になりますが、その頃には空手家として新しい自分になっていたいと思っています。

以上、とりとめもない独り言でした。



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