40代からの空手道 極真空手の巻
 
 
 


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   自分の型、自分のスタイルを作り上げる

2014年6月27日

空手に限らず何ごとにおいても当てはまることだと思いますが、「自分のスタイル」を築き上げることはとても大事なことだと思います。

もっとも名人・達人という域になると、そういうものは超越するのかもしれませんが、当ブログ内で何度か書かせて頂いている通り、私は達人・最強という「頂上」は目指していませんので、「自分のスタイル」を確立することをまず目指しています。

よく大相撲中継や、柔道などの国際試合などをテレビで観ていると、解説者が「自分の型を持つ」ことの大切さ、重要性を語る場面をよく見かけます。
大相撲で、『●●は自分の型がまだないので早く自分の型を作ることです』とか『●●は自分の形に入ったら強い』など。

空手の場合、私は極真空手を修行しているので、極真空手を例にして書かせて頂きますが、一言で「極真空手」と言ってもそのスタイルは一つではありませんし、こういうスタイルでないといけないという決まり事があるわけではありません。

選手クラスのような専門性が高いクラスとは違い、普通の一般クラスや壮年クラスだと、師範・指導員が一人ひとりにマンツーマンで事細かく注意や指導するわけではありません。
道場稽古の出席者が少数な道場ならまだ可能ですが、多くの人数が出席する道場では物理的に不可能です。

また、選手クラスと違って、その他のクラスは一人ひとり空手をする目的が違いますので、指導する側も難しいという側面があります。

そこで、一般・壮年の空手家は、ややもすると何も考えずに組手をしてしまいがちです。
「極真空手とはこいういうものだ」という固定観念で、あまり深く考えずに組手をしてしまう。

かく言う私がそうだったからです。
私があるきっかけから自分の空手のスタイルを変えたことは、当ブログ内で何度も書いていますので詳しい内容は割愛しますが、その「あるきっかけ」がなければ、私は今でも古い固定観念に凝り固まった状態で自分に合わない空手をしていたと思います。

具体的には、私は黒澤浩樹師範が好きで極真空手を始めたということもあり、黒澤師範のような一撃必殺の破壊力を秘めた空手に憧れていたので、自分も正面からガチンコで打ち合う空手をしていました。
それしか知らないということもありました。
この頃はショートの間合いで打ち合うスタイルでした。

ですが、このスタイルは自分には合わないと、1年ちょっと前に初めて気づいたのです(遅すぎますね、苦笑)。
そして空手スタイルを大幅に変えました。
間合いもそれまでのショート(近い)の間合いから、ロング(遠い)の間合いに変化しました。


十人十色。
人は一人ひとり性格も体型も体の特性も全て違います。
ですから、空手のスタイルも本来一人ひとり違って当然です。

あなたは、自分に合った空手をしていますか?
今のあなたの空手は自分の空手だと思いますか?


私は新しいスタイルに変えてから、空手が楽しくて仕方がありません。
道場に行くのが楽しみで仕方がありません。
正直言うと、それまではそんな風に思ったことはありませんでした。

何故、空手が楽しくなったのか?
それは、新しく変えた空手のスタイルが、自分の性格や体型、体の特性にピタッとはまったからだと思います。

「これが自分がしたかった空手だ!!」
そう感じることができたからだと思います。


そしてもう一点決して見逃すことができないこと、それは、空手が強くなったということです。
空手は武術ですから強さが最も重要。
ですから、これはもの凄い変化です。
今まで自分に合わない空手をやっていたので、なかなか自分で納得いく結果が出ないでいたのですが、自分に合う空手をするようになったことで、強い相手と対峙しても自分に自信を持って組手することができるようになりました。
この心理的効果はとても大きいです。


「空手」「極真空手」と言っても、たった一つのスタイルがあるわけではありません。
自分に合った型、自分に合ったスタイルを見つけると、空手の幅や奥行が大きくひろがると思います。

もし今現在、何かしっくりいかないと思っている方は、今の自分がしている空手のスタイルが自分に合っていないのかもしれません。

繰り返しますが、自分に合ったスタイルを身につけることで、間違いなく自分の空手をより一層高めることができると思います。

自分に合った型、スタイルを作り上げましょう。


 


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